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前説

NFSサーバのインストールと設定

実行コマンド

# 1. NFSサーバに必要なパッケージをインストールする
dnf -y install nfs-utils

# 2. エクスポート設定ファイルを編集する
vim /etc/exports
# → NFSで共有するディレクトリとアクセス許可対象（クライアントIPなど）を設定します。
#
# ※/etc/exports 内に下記のような設定を追加
#    /share 192.168.56.0/24(rw,no_root_squash)
# → /share ディレクトリを、192.168.56.0/24 ネットワーク内のホストに対して
#    読み書き（rw）可能にし、rootユーザーのUID変換（root_squash）を行わない設定です。

# 3. 共有用ディレクトリを作成する
mkdir /share
# → /etc/exportsで設定したエクスポートディレクトリ（/share）を作成します。


# 4. rpcbind と nfs-server サービスを有効化して起動する
systemctl enable --now rpcbind nfs-server
# → NFSサーバに必要なサービス（rpcbindとnfs-server）をシステム起動時に自動起動するように設定し、現在も即時起動します。

# 5. ファイアウォールでNFSの通信を許可する
firewall-cmd --add-service=nfs --permanent
# → 永続的にファイアウォール設定へNFSサービス（必要なポート群）の例外を追加します。
firewall-cmd --reload
# → ファイアウォール設定を再読み込みし、上記変更を反映します。

# 6. エクスポート設定を有効にする
exportfs -a
# → /etc/exports に記述した設定を読み込み、NFSサーバとしてディレクトリの共有状態を有効化します。

NFSクライアントからのマウント

実行コマンド

mount -t nfs 192.168.56.20:/share /mnt